社会連携トピックス
【ボランティア】《参加者募集》「3月11日を佐世保で考えるin長崎国際大学」上映会 東北文化振興支援ドキュメンタリー映画「雄勝」 および講演会「被災地の現状と未来」を開催
平成25年3月2日(土)、長崎国際大学では、3月11日を控えて、東日本大震災の復興支援を願って、ボランティアセンターの主催による表題の映画上映会と講演会を開催します。また、当日は義援金箱を設置し、被災地支援を行う予定です。
1. 趣旨
長崎国際大学ボランティアセンターは、2011年3月11日の東日本大震災後設立されました。ボランティアセンターでは、この間様々な被災地支援を教職員・学生とともに行ってきました。
私たちは東日本被災地の現状や復興について多くのメディアから知ることができます。しかし、長期にわたる今後の被災地支援について「どうすればいいのか」本当にわかっているのだろうか? そのためには、できるかぎりの機会をもうけて、知る必要があるのではないかと考えています。これもボランティアセンターの役割だと思っています。
今回は東北文化復興支援ドキュメンタリー映画「雄勝」、手塚眞監督、雄勝法印神楽の復興を進めた雄勝の人々のドキュメンタリー上映をユネスコと本学地域振興委員会の協力で行うことになりました。また、津波で自宅を流され現在は復興のために活躍している建築家佐々木文彦氏による「東北の現状と末来」の講演も行います。
このような機会が佐世保市民と本学教職員・学生の今後の東北支援につながることを願ってやみません。
長崎国際大学ボランティアセンター
センター長 細田亜津子
2. 概要
日時:平成25年3月2日(土) 13 :30~16 :00
場所:長崎国際大学 1101教室
長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7
対象:一般の方、学生、教職員(参加無料)
申込:事前申し込みは不要です
主催:長崎国際大学 ボランティアセンター
協力:公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
長崎国際大学 地域振興委員会
3. スケジュール
13:30 オープニング(センター長挨拶)
13:35 講演会(60分)
14:35 休憩(10分)
14:45 上映会(60分)
15:45 質疑応答(15分)
16:00 閉式(センター長挨拶)
4. 備考
東北文化復興支援ドキュメンタリー映画「雄勝~法印神楽の復興」
東日本大震災により、甚大な被害をうけた宮城県石巻市雄勝町には、600年以上にわたって伝えられてきた国指定重要無形民俗文化財『雄勝法印神楽』があり、雄勝町の人びとにとって生活に密着した特別な伝統芸能となっている。日本ユネスコ協会連盟では、日本テトラパック株式会社の協力のもと、震災からの復興支援として神楽に必要な道具や衣装等の支援を行ってきており、復興支援の一環として、今回、手塚治虫氏を父に持つ手塚眞氏の監督によるドキュメンタリー映画を制作したもので、これまで宮城、東京、神奈川等でチャリティー上映会が開催されている。
佐々木 文彦(ささき ふみひこ)氏
建築家。十三濱を襲った津波で、自ら設計した自宅が全壊。「家々は流され、集落は崩壊の危機にある。建築に携わる者として、また地元の大工たちやネットワークの仲間と共に、故郷のために働きたい」と仮設住宅を建設する等、復興のために活躍中。東日本大震災の経験や石巻の未来について、今回講話予定。
5. 本件に関する問い合わせ
ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
長崎国際大学 ボランティアセンター 担当 :荒巻 桂二郎
Tel. 0956-39-2020