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【異文化理解教室】川棚町立川棚小学校でNIU異文化理解教室を行いました。

 2月25日(月)、川棚町立川棚小学校6年生のみなさんを対象に、NIU異文化理解教室を行いました。川棚小学校6年生のみなさんとの交流は、今年度これが2回目です。今日の交流に参加した留学生たちは、グェン・タン・トゥン君(ベトナム)、林敏詩さん(中国・香港)、ワンニョン・ナロンヨット(ヌイ)君(タイ)です。


川棚小6年生のみなさんと記念撮影

 はじめに、トゥン君がベトナムの民族衣装であるアオザイと、ベトナムのあいさつのしかたを紹介しました。次に川棚小学校6年生のみなさんから、川棚町と日本の文化、ならびに日本の子ども遊びを紹介してもらいました。紹介してもらった遊びは、お手玉、けん玉、しょうぎ、こま回し、鬼ごっこ、竹とんぼ、だるまおとし、あやとり、かるたなどです。こま回しはタイにもありますが、タイのこまは日本のよりも少し小さめだそうで、日本とタイの文化の比較ができました。


ベトナムのアオザイについて説明するグェン・タン・トゥン君


けん玉で遊ぶヌイ君

 川棚小学校と日本の文化の紹介としては、川棚小学校の行事を紹介したり、留学生たちと一緒におにぎりを作ったり、日本の文化の一つであるコンピュータゲームの紹介がありました。ゲームの紹介の時には、ヌイ君の似顔絵を描いてくれました。「ヌイ君の特徴は何だろう」と川棚小学校6年生のみなさんが観察したことは、よいコミュニケーションの機会になったと思います。給食後のお別れに、「アメージング・グレース」をリコーダーで演奏してくれたクラスもありました。


林敏詩さんと一緒におにぎりを作りました

 川棚小学校6年生のみなさんは、外国語を使ったコミュニケーションにも積極的に取り組んでいました。例えば英語での自己紹介、英語での「桃太郎」の上演、広東語(香港で話す中国語)でじゃんけんをする、などです。

 留学生たちと交流するという目的のあることが、「日本のものだから分かっている」と思いがちな日本の文化について調べ、理解を深めるよい機会になったようです。子どもあそびもそうです。子どもあそびは、上級生になるとあまり遊ばなくなります。子供あそびという日本の文化を思い出し、留学生たちに伝えるということは、すでに国際交流活動なのです。準備なしにすぐできることではありません。

 日本の文化を調べたり、外国語も話したりして、留学生という異文化を持つ人たちと交流ができることを、実感してもらえたことでしょう。この経験が、川棚小学校6年生のみなさんの自信の一つになってくれたらと思います。

 竹下校長先生、ならびに惣田先生、太田先生、川﨑先生には、2回の交流を通じて大変お世話になりました。どうもありがとうございます。川棚小学校6年生のみなさんはもうすぐ卒業ですが、またどこかで会えたらいいですね。みなさんがこれからも元気で楽しい毎日を送れますよう、願っています。

 

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