社会連携トピックス
【異文化理解教室】長崎県立佐世保東翔高等学校でNIU異文化理解教室を行いました。
12月19日(木)、長崎県立佐世保東翔高等学校の「国際理解交流会」に、本学の留学生たち4名が参加し、1年生4クラスの160人と交流しました。
この日参加したのは、張亮操君(中国・大連)、ウィニーさん(中国・香港)、ネパーリ・サムジャナさん(ネパール)、陳潔さん(中国・福建省)です。4名の留学生たちはまず、それぞれ自分の国と高校生活を紹介しました。これに引き続き、東翔高校1年生たちとの質疑応答が行われました。
張亮操君は、日本に来て最初のうちは言葉がなかなか通じなかったので、大変だったとの苦労話を教えてくれました。
ウィニーさんは、「日本のアイドルは好きですか?」という質問に、「AKB48、嵐やKAT-TUNなどが好きです」と答えました。クラスの中には、隣同士でハイタッチをして「やったね!」と感激していた人たちがいました。また「将来の夢は何ですか」との質問に、「日本語教師になることです」と答えたところ、「オーッ」と感嘆の声が上がりました。
陳潔さんは、中国の高校と日本の高校の両方に通ったことがあります。中国でタクシーに乗ったとき、思わず日本での乗り方をしてしまったという逆カルチャーショックの経験も話しました。
ネパーリさんがネパール語のあいさつをネパール文字で黒板に書くと、生徒さんたちは初めて見たネパール文字を熱心にノートに書いていました。担任の先生が自分の名前をネパール文字に書いてもらうと、生徒さんたちからは「先生だけずるい」と、うらやましがる声が上がりました。
交流の時間は短かったのですが、佐世保東翔高校1年生の皆さんは、留学生のことを新しい友だちと思ってくれたように感じます。本学の留学生たちも、「東翔高校にまた来たい」と言っていました。言葉と文化は違いますが、趣味が同じだったり、苦労することが同じだったりすることで、お互いに相手に共感を持つことができたのだと思います。
佐世保東翔高校1年生の皆さんが、この日の経験を活かして、異文化を持つ人たちと楽しくコミュニケーションをとっていかれることを期待したいと思います。
NIU異文化理解研究室