2013年12月17日（火）と2014年1月21日（火）に佐世保市立江上小学校の4年生と異文化交流を行いました。

　1回目の交流では、留学生による出身地に関する文化についての発表と、3カ国の衣装体験が行われました。

日本とネパールの違いを説明するサムジャナ・ネパーリさん
（ネパール出身）

ソウルと韓服について説明する李周勇さん
（韓国出身）

香港の観光地と交通手段を紹介する陳慧妮さん
（香港出身）

香港のエンターテインメントを紹介する謝增妍さん
（香港出身）

ロンジー姿でミャンマーの言葉や食べ物について紹介するピューニィンウィーさん
（ミャンマー出身）

　衣装体験では、小学生に韓国の韓服、ネパールのサリーと山岳地域の人たちが着る衣装、ミャンマーのロンジーを着てもらいました。小学生からは、「韓服がかわいい」、「ネパールの衣装は思ったより重かった」、「ロンジーは歩くのが難しかった」などの感想がありました。

　2回目の交流では、小学生による日本の紹介が行われました。班ごとに、日本の自然や名所、おせち料理などについて紹介してくれました。

　書道や折り紙の紹介では、留学生たちも実際に体験させていただきました。

　日本の遊びである、かるたや花いちもんめを小学生と一緒に行いました。始めはルールがわからなかった留学生も、子供たちから教えてもらいすぐに楽しめるようになりました。

　2回に渡る異文化交流により、留学生からは、「あまり知られていない自分の国を紹介できてよかった」、「小学生からは和食やおせち料理、富士山などいろんなことを教えてもらってよかった」といった感想がありました。また、子供たちが自分の国について関心を持ち、積極的に質問してくれたことも留学生には印象的だったようです。

　来年度も江上小学校の皆さんと交流し、異文化について考える機会に恵まれますことを願っています。

NIU異文化理解教室