社会連携トピックス
【異文化理解教室】NIU異文化理解研究室懇談会を開催しました。
7月24日(木)、NIU異文化理解研究室懇談会を、本学キャンパスで開催しました。
懇談会に出席した小学校の先生方とイブケンのメンバー
NIU異文化理解研究室のメンバー(国際観光学科教員と留学生)は、佐世保市ならびに近隣地区の学校からご要請をいただいて、NIU異文化理解教室(イブケン)を実施しています。各学校で異文化理解教室を実施する際には、学校の先生方と本学の留学生たちがじかに言葉を交わす時間があまりありません。そこで、異文化理解教室をめぐって感じることを話し合っていただく機会を設けました。
留学生たちは小学校の先生方に、「異文化理解教室に参加して日本人と交流する機会が得られた」、「ベトナムの小学校の様子を説明したところ、熱心に聴いてもらえた」とか、「教えたあいさつを実際に使って話しかけてくれた」といった感想を伝えていました。
また、イブケンの活動が自分のためになったことの例として、「佐世保独楽をまわせるようになるなど、佐世保の文化を理解できた」、「人前で話すことが以前は苦手だったが、イブケンを通じてできるようになった」といった報告がありました。
小学校の生徒さんたちが喜んだことは何でしたか、との問いに対して先生方からは、「留学生の国のゲームと食べ物への関心がとても高い」、「交流の中で一番盛り上がったのは、留学生たちと運動場で一緒に走ったこと。人と人のふれあい、一緒に体を動かすことの大切さを感じた」とのご報告がありました。
最後にイブケンに対する期待が、先生方から述べられ、「交流の機会を増やしたり、交流の方法にさらに工夫を加えたりするのがよい」、「留学生の言葉を学んだり、日本語を一緒に学んだりしたい」といったご提案がありました。
NIU異文化理解教室が、地域社会における異文化理解の機会と、本学の留学生たちが地域社会に参加する機会を提供していることが、今回の懇談会を通じて確認できました。
ご出席をいただいた小学校の先生方、どうもありがとうございます。話し合いに参加した留学生のみなさん、お疲れ様でした。更なる活躍を期待します。
NIU異文化理解研究室は、佐世保市と近隣地区における異文化の理解と多文化共生社会の創造に向けて、これからも貢献してまいります。
NIU異文化理解研究室