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【異文化理解教室】佐世保市立小佐世保小学校でNIU異文化理解教室を行いました。

 1月20日(火)、佐世保市立小佐世保小学校で、5年生の皆さんを対象に、NIU異文化理解教室を行いました。本学からは、エバン・バンギリナン(フィリピン)、陳芍君(ちんしゃくくん、中国広東省)、李嘉雯(り かまん(ジェシー)、香港)の3人の留学生が参加しました。

 この日の交流は3部構成で、第1部は留学生の国の子どもの遊びの紹介、第2部は留学生の国の文化と日本の文化の紹介、そして第3部は給食をいただきながらの交流でした。

 第1部では、「テイッシュ鬼」(香港)、「100円と50円」(中国の鬼ごっこ)、「ルクソン・ルビ」(フィリピンの長縄跳び)の3つを紹介しました。鬼ごっこや縄跳びで一緒に走り回ったり、笑ったりすることで、心の中の壁がすぐに低くなりました。
 留学生たちが遊び方を説明するとき、小佐世保小5年生の皆さんは、静かに注意深く聞いて、遊び方をすぐに理解していました。外国から来たお兄さんやお姉さんたちの話を真剣に聞くこと自体、実は大切なコミュニケーションであり、国際交流の一つだと思います。

「100円と50円」の遊び方を説明する陳芍君さん

エバンさんと一緒に「100円と50円」で遊んでいます

 第2部前半では、香港のデザートと正月料理、中国広東省のお茶と朝食、そしてフィリピンの文化を紹介しました。
 紹介された食べ物やデザートの写真を見て、「うわー!」「おいしそう!」の声が何度も上がりました。また、「ガンドンレンチャ」という中国語など、留学生たちが話した外国の言葉を、自分からまねて話す人たちがいました。
 「おいしそう!」も中国語のまねも、無意識のうちに言ったのだろうと思います。しかし、こうした反応は留学生たちの文化の素晴らしさを認めていることであり、自分でもその文化に触れてみたいという気持ちの自然な表れだと思います。このように相手の文化を受け止められることも、国際交流のために大切です。

 第2部後半では、小佐世保小5年生の皆さんから、着物、わりばし鉄砲、将棋、あやとり、お手玉、けん玉、おせち、和食(米、卵焼きなど)、マンガ、神社と、すしについて教えてもらいました。留学生たちは、日本の文化についてとても詳しくなりました。

エバンさんがフィリピンの民族衣装(マリアクララとバロンタガログ)を紹介しています

小佐世保小5年生の皆さんとジェシーさんの集合写真

 小佐世保小学校5年生の皆さんと先生方、楽しく有意義な国際交流の機会をいただき、どうもありがとうございます。また来年もこのような交流ができることを願っております。

NIU異文化理解研究室

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