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【異文化理解教室】長崎市立尾戸小学校でNIU異文化理解教室を行いました!

 1月19日(火)、長崎市立尾戸小学校でNIU異文化理解教室を行いました。本学からは、韓国の留学生2名と中国の留学生2名が参加しました。

 この日の交流はまず、尾戸小学校のみなさんと一緒にランチルームで給食をいただくことから始まりました。給食がおいしかったのはもちろんですが、留学生たちは食事の前後の活動にも大変興味をよせていました。

 尾戸小の人たちは、食前にこの日のメニューと食材を読み上げ、さらに食材の名前を英語で発音しました。英語の発音は、ALTのチャド先生がお手本を示しました。食後には、食事のマナーをクイズ形式で学んだり、音楽に合わせて歯みがきをしたりしました。

 留学生の人たちには、どれも初めての体験だったようです。日本の小学生の人たちが「あたりまえ」と思っていることでも、「こんなことをするんだ、すごい!」と外国の人たちが感心することがあるのです。

給食の準備を手伝う留学生たち

 給食の後は、体育館で交流しました。はじめに、尾戸小生手作りの大きないろはかるた(「デカかるた」)で遊びました。司会進行役の上級生が、「次は何年生とどの国の留学生です」と、組み合わせを指定して、参加者全員が楽しめるように工夫をしてくれていました。

 次に、韓国語と中国語、広東語の3つの言葉で「遊ぼう!」と言ってみる練習をしました。尾戸小学校のみなさんは、チャド先生と廊下ですれちがったときに、ごく当たり前のように「ハロー」とあいさつをしたり、給食の前に食材の名前を英語で言うときにも、上手に発音したりしていました。

 留学生から指名された尾戸小のみなさんは、「カチノルジャ!(韓国語)」「チューワンバ!(中国語)」「ホイワンバ(広東語)」と、元気に言ってくれたので、留学生たちも喜んでいました。英語が上手に発音できるのだから、韓国と中国の言葉も上手にできるだろうという期待に、みごとに応えてくれました。

「チューワンバ(遊ぼう)」が言えました!(左が袁久航君)

 さらに、韓国と中国の文化を紹介しました。中国の小学生が絵の描き方を習う様子、中国広東省の大学の景色、韓国のソウルと忠州のお祭りの様子を伝えました。

 この日のために予定を変更してくださったというチャド先生と一緒に、チキンダンスを踊り、カナダのビデオを見せてもらいました。最後には、日本の昔遊び(けん玉、だるまおとし、羽子板、めんこ)で一緒に遊びました。

「今日の交流はどうでしたか?」「はい、とても楽しかったです」(チェジンソン君)

 日本の小学校で、先生と生徒たちが同じ教室で一緒に給食を食べることや、また準備と後片付けを分担することは、留学生たちにとっては初めてのことです。食育の学びの様子は、さらに興味深いことでした。この日の交流を通じて、日本の学校の文化についての理解が深まりました。それに加えて、尾戸小の人たちが、留学生たちと仲良くしてくれたり、分からないことがないかと気を使ってくれたりしたことを、とても喜んでいます。

 この日の交流に参加した人たちは、1日のうちに韓国、中国とカナダの文化を体験しました。尾戸小学校のみなさんには、これからも、アジアと欧米の文化の両方に関心を持ち続けてほしいと願っています。

「また会いましょう」(陳逸詩さん)

「また会いましょう」(キムスルギさん)

 尾戸小学校の先生方、楽しい交流の機会をどうもありがとうございます。尾戸小学校の皆さん、また会いましょう!

NIU異文化理解教室

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