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2016.07.06 社会貢献

【公開講座】平成28年度前期公開講座(第4回)を開催しました

 第4回の長崎国際大学公開講座が6月25日に開催されました。今回は、薬学部薬学科の山口辰哉教授が「『くすり』の不思議 〜クスリを理解してリスクを減らそう〜」というタイトルでご講演されました。

薬学部薬学科 山口辰哉美紀 教授

 朝からの雨の影響で参加状況が心配されましたが、今回は大変身近な講演テーマということもあり、120名を超える多くの方が参加され大盛況となりました。講演に先立ち、山口先生は趣味のゴジラ研究の話題を取り入れながら、笑いのポイントが満載の自己紹介をされました。参加者の皆様の意表を突くようなユーモアによって、会場の雰囲気が一気に和みました。

 山口先生はまず、医薬品医療機器等法に関して丁寧に解説され、私たち国民には「医薬品等の有効性や安全性に関する知識と理解を深めるように努めなければならない」という役割があることをお話しされました。私たちの生活と関わりの深い医薬分業についても、システムの詳細や導入された歴史的な背景については意外に知らないことが多いことに気付かされました。また、現在の薬剤師数、薬局数、処方箋数などの医療統計データからは、地域の薬剤師や薬局が私たちの生活に密着しており、頼れる存在であることが理解できました。

会場の様子

 講演の中盤からは、薬の飲み方に関する情報提供と解説を受けました。山口先生は参加者の皆様に対して、「薬袋に記載されている『起床時、食前、食直前、食直後、食後、食間、就寝前、時間毎、頓服』の意味と意義をどの程度理解されていますか?」と問いかけました。薬を服用する時間に関する分類の多さに驚きましたが、薬の種類や性質によって服用のタイミングが決まっており、それを外して服用した場合には効能に大きな影響が生じてしまうことを学びました。薬の誤飲や水量に関するデータの紹介もあり、私たちが何気なく見過ごしがちだった薬の飲み方に対して良い学習の機会となりました。講演の最後にはインフォームドコンセントやジェネリック医薬品に関する解説も受けるなど、今回の講演は盛りだくさんの内容となりました。本日学習した内容が、今後の生活の中で大いに役立つのではないかと思います。

 今回の山口先生の解説やスライドには、たびたびゴジラ(時々モスラ)が登場し、私たちの理解を助けてくれました。ゴジラの登場の度に会場が爆笑に包まれ、終始楽しく学習することができました。山口先生の優しいお人柄が伝わった講演でした。

 以上で、平成28年度夏季の長崎国際大学公開講座を無事に閉講することができました。ご参加いただきましたみなさまに感謝を申し上げます。今秋にも公開講座を予定しておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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