社会連携トピックス
2017.10.02
【公開講座】平成29年度秋期公開講座(第1回)を開催しました
健康づくりはおおらかに
9月30日に行われた公開講座では、健康管理学部学部長・健康栄養学科教授の今村裕之先生の講演が行われました。「健康づくりはおおらかに」をテーマに、参加者98名の皆様が健康づくりについて確認する良い機会となりました。
日本人の寿命は80歳を超えるまでとなり、いかに元気で活力に富んだ人生を送るかは、国民的課題です。世界保健機関の定義では「健康とは、単に病気でない、あるいは虚弱でないだけでなく、身体的、精神的、そして社会的に完全に良好な状態である」つまり健康について、個人を全体的にとらえたことにより、これまでより一歩進んだ定義になっています。しかしながらこれを健康の定義とすると、現実的にはほとんどの人が不健康となってしまう恐れがあるということで、今村先生の講座では、科学的に見た健康観、文学的に見た健康観、西洋的にみた健康観、東洋的にみた健康観など、健康の様々な側面について検討された内容をご紹介いただきました。
今村先生はご自身の健康づくりについても触れた後、「鳥や花を見ながら結果を気にせず楽しく歩こう。健康づくりはおおらかに。」と話されていました。先生の海外での体験談など、具体例を提示された楽しい講演でした。参加者の方々からのアンケートでは「また、別の機会にでも今村先生の講演をぜひ行ってください!」「時間を忘れるほど、楽しい講義でした。」との回答が多数あり、大好評でした。
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