豊かな老後生活を過ごすための余暇活動とは？
〜日本・中国など諸外国の事例を通して〜

　10月22日に長崎国際大学後期公開講座の第4回目が開催されました。講師は、社会福祉学科の韓榮芝（ハン・ロンツー）先生です。

　韓先生は、社会福祉学科で地域福祉論を主に教えており、今回の講座では日本と中国における高齢者の居場所について講演されました。

　両国とも、高齢者の居場所に関しては社会問題となる面もありましたが、日本では認知症予防のための麻雀大会があったり、中国では高齢者が一日中揃ってダンスしたりといったように、自分の居場所を確保し、それぞれのサクセスフル・エイジングを謳歌しようと尽力していることが提示されました。

　フロアを見渡すと、熟年世代が多かったこともあり、今回の学びを今後にどのように活かそうかといったことが公開講座終了後に、あちこちから聞こえてきました。

　また、韓先生は公開講座終了後にもフロアの皆様からの質問に答え、講座は盛況のうちに幕を閉じました。