社会連携トピックス
2017.06.09
【公開講座】平成29年度公開講座(第1回)を開催しました
温泉の利用と保護
平成29年度第1回目の公開講座は、人間社会学部国際観光学科の池永正人学部長の「温泉の利用と保護」です。
今回の講座では温泉の役割の歴史(湯治場から温泉観光地への変遷)や、日本の温泉の特徴を火山活動と関連させること、温泉と地下水の違い等、例を用いて説明してくださいました。フロアに目を配れば、受講生の皆様は、冒頭での池永先生のアンケートで温泉が嫌いという人がいなかったため、温泉に関する説明に興味深そうな表情を浮かべ、熱のこもった公開講座になりました。
また、池永先生は山登りがお好きとのことで、島原半島や九重連山でのスナップ写真を紹介していただき、その観光の素晴らしさと温泉の爽快さについて、受講生の皆様が、すぐにでも温泉に行きたいと思うように、お話をいただくことができました。
温泉は「からだやこころを癒す」位置づけになりますが、温泉地には様々なスタッフがいて温泉サービスが成り立っています。今回の池永先生の講演では、温泉そのものの位置づけ、温泉を絡めた観光、温泉サービスの今後と多岐に亘っており、受講生の皆様が、講演会の終了後も池永先生に質問するために並ぶといった有意義な内容でした。