減塩生活！知っておきたい５つのコツと「乳和食」

　6月10日の公開講座では、健康管理学部健康栄養学科教授・水江文香先生の講演が行われました。テーマは、「減塩生活！知っておきたい5つのコツと「乳和食」」で、参加者の皆様が減塩について確認することができる良い機会となり、食生活のあり方を考えることができました。当日の内容について、出席者113人のほとんどの方々が「内容がとても良かった。資料も見やすくてとてもよかった。」との回答でした。「また、別の機会にも水江先生の講演を行なってください！」、との回答が多数ありました。

　塩分の過剰摂取は万病の元！？世界的に見ても日本人は塩分の摂取が多いことで知られています。減塩することで血圧を低下させることができることで結果的に、生活習慣病の予防、循環器疾患の減少につながりますが、ある程度の塩味がなければ美味しく食事を食べることができない現実があります。食習慣や味覚は長い時間をかけて形成されるためすぐに変化させるとこは容易ではありませんが、加齢や体調の変化に伴い、改善が必要となります。そのような、現状を説明された上で、減塩の5つのコツをわかりやすく指導され、今回の乳和食を基に、参加者の皆様が減塩の新しい方法を確認することができました。

　水江先生の、減塩について具体例を挙げた丁寧な説明について、参加された方からは「今日の講座をきっかけに食生活を見直すことができました。」、という声が多くあり、「乳和食、今晩調理してみます。ありがとうございます。」と、皆様から喜ばれていました。減塩の方法については、食材の選び方、調理法の工夫による減塩、食べ方の工夫、乳和食の説明やレシピ集など、減塩の事例を提示して、わかりやすく楽しい講義が開催されました。