社会連携トピックス
2018.07.19
【公開講座】平成30年度春季公開講座(第3回)を開催しました
6月16日(土)の公開講座は、長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科・講師の浦秀美先生の講演が行われました。テーマは、「知っておこう介護予防、自身でできる介護予防」です。参加者の皆様が介護予防について確認する良い機会となりました。
日本人の平均寿命は、男性80.98歳、女性87.14歳となり、いかに元気で活力に富んだ人生を送るかは、国民的課題です。また、健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳と平均寿命との差があり、「介護予防」への取り組みで、健康寿命を延ばすことが急務となっている。地域包括ケアシステムが円滑に機能するためには、「連携」が必要であり、地域住民としては、「自助」「互助」の活動を無理なく継続していくことが大切である。講義の中で、いつまでも健康であるために、自身でできる介護予防としての運動を指導されました。「介護予防の初めの一歩として、日常生活のなかで、生きがいをもち、自分自身のこころとからだに目を向ける。自分の周りの人々にも目を向けて、共に取り組みましょう。」と講義されました。
今回の講義は、介護予防の様々な側面について検討された内容でした。浦先生は、講義の中で「長崎県の健康寿命を延ばしましょう!」と呼びかけられていました。先生の現場での体験談など、具体例を提示された楽しい講演でした。参加者の方々から「わかりやすく、楽しい講義でした。健康寿命を延ばせるようにがんばります!」と、大好評でした。
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