社会連携トピックス
2018.10.26
【公開講座】平成30年度秋季公開講座(第6回)を開催しました
10月20日(土)、第6回秋季公開講座「古文書を読み解く~境目における大村藩と平戸藩の歴史~」を開催しました。
波佐見町教育委員会文化財保護係 学芸員 盛山隆行氏を講師に迎え、ご講演いただきました。
本講座は、広く一般の人々に波佐見町と本学の所在する佐世保市を中心とする中世から近世にいたる地域史と古文書の面白さを知ってもらうことを目的としたものです。今回は、盛山学芸員が専門とする地域史に関する講演と古文書を解読するワークショップを実施し、63名の参加者がありました。
前半は講義とし、「日宇」「針生」「早岐」など現在の佐世保市の地名と中世武士の関係など、身近な地域を題材とした講義を実施しました。後半は古文書を読み解くワークショップとし、先述の「三方境傍示石(三領石)」についての記述がある古文書のコピーを参加者に配布し、盛山学芸員との掛け合いを行う形で読解を行いました。
参加者の方々は熱心に講義を拝聴していたほか、ワークショップに積極的に取り組んでいた姿が印象的でした。また、講義終了後には盛山学芸員へ個別に質問する方も多く、アンケートでも高い評価が見られたところから、参加者の方々には満足度が高い講座だったかと思います。
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