社会連携トピックス
2019.06.13
【茶道文化】広田小学校のみなさんが茶道体験学習にきました!
本学では、「ホスピタリティ」の精神を実践的に修得するため、地元にゆかりの深い平戸で発祥した鎮信流茶道を教育に取り入れています。
5月27日(月)と6月3日(月)に、佐世保市立広田小学校と連携し、地域に根付いた伝統文化を体験する「交流学習」の一環として、小学6年生(193名)のみなさんに茶道体験学習を実施しました。この体験学習は、平成22年度から実施しており、今年で10年目を迎えました。
茶道の歴史について学ぶ
嶋内教授より、茶道の歴史について授業があり、茶道の成り立ちや、茶室の中での作法などについて学びました。
授業中には、お話を聞きながらメモを取ったり、問いかけに対して積極的に反応を見せたりと熱心に授業を受けていました。
点て出し体験
体験に参加した小学生は8グループに分かれて、本学の学生がサポートをしながら、礼法、お茶の点て方、飲み方を学びました。小学生は、自分が点てたお茶とともにお菓子を美味しくいただきました。
普段の生活ではなかなか触れることのない道具や所作を行うことは、伝統文化への理解につながったようでした。
抹茶挽き体験
茶道体験では、茶臼を使った抹茶挽き体験も行いました。代表で数名の児童が茶臼を回しました。初めて見る道具に小学生は興味深々で、茶葉が茶臼に挽かれて粉になる様子をじっと見つめていました。
今回の茶道体験学習では、小学生から「お茶が美味しかった」「茶筅を振るのが難しかったけど楽しかった」などの感想がありました。また、本学の学生からも小学生との交流を通じて、「茶道の歴史を改めて勉強することができた」「小学生との交流は新鮮であった」など非常に勉強になったとの声がきかれ、学生に対する指導の面でも大きな成果が得られたように思われます。
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