6月15日（土）に2019年度長崎国際大学春季公開講座が開催されました。

第3回目となる今回は、本学健康管理学部健康栄養学科の林俊介准教授より「健康寿命を延ばすための食事とお口の健康～いつまでも楽しく美味しく食べる大切さ～」と題してシニア向け講座を行っていただきました。当日は前夜から降りしきる雨の中ではありましたが、110名と多くの方々に集まっていただきました。

　講演は平均寿命と健康寿命、健康寿命を延ばすためにはどのような食事に気を付ければよいかなど、長崎県の健康寿命に対する取り組み等を示されながら考えていく内容でした。また栄養の入り口である口の健康チェックは、手伝いに来てくれた学生とともに実際にシートを用いて参加者に行ってもらいました。

「何でもかんで食べることができる」人の割合と「20本以上歯が残っている」人の割合は60歳代から大きく減少する現状を踏まえ、口の健康がフレイルやサルコペニア対策にいかに重要か、また毎日の食事の内容を見直せる良い機会になったのではないかと思っています。参加者の関心度も非常に高く、講演後も多くの方々が質問をされるなど、大変有意義なものになりました。

（報告者：健康栄養学科　山口　留美）