学術研究トピックス
2011.10.28
【薬学科】中原広道助教が「日本薬学会九州支部学術奨励賞」を受賞しました。
薬学科 薬品物理化学研究室の中原広道助教が、平成23年度「日本薬学会九州支部学術奨励賞」を受賞しました。
この賞は、日本薬学会九州支部に所属する若手会員の学術活動の向上に資するため、薬学またはその応用に関して優れた研究を行う、将来性のある優秀な研究者に対し贈られるものです。
今回の受賞研究「新規人工調製肺サーファクタントの研究と高機能性特化への応用展開」は、私たちの呼吸に深く関係している肺サーファクタントについて、現在研究が遅れている人工調製型肺サーファクタントを界面科学的、肺内動力学的に解析し、肺サーファクタント作用のメカニズムを解明するとともに、RDS(呼吸窮迫症候群)、喘息、SARS(重症急性呼吸器症候群)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等の広範な呼吸器疾患への適用に繋がる独創的、先駆的内容が高く評価されました。
なお、12月10日(土)に開催される第28回日本薬学会九州支部大会(於:福岡大学 薬学部)にて、授賞式及び受賞講演が行われます。
関連リンク