学術研究トピックス
2012.02.15
【健康栄養学科】今村裕行教授並びに小田和人君(大学院生)が「Japan Society of Health Evaluation and Promotion AWARD」(日本総合健診医学会賞)を受賞しました。
健康栄養学科 運動生理学・スポーツ栄養学研究室の今村裕行教授並びに同研究室の小田和人大学院生が、「平成23年度日本総合健診医学会賞」を受賞しました。
この賞は、日本総合健診医学会に所属する研究者の学術活動の向上に資するため、健診医学、健康増進またはその応用に関して優れた研究を行う研究者に対し贈られるものです。
動脈硬化性疾患は男女高齢者に多く発症する疾患ですが、動脈硬化は幼児期から既に始まっているという報告もみられます。したがって、大学生の冠動脈硬化性心疾患危険因子に影響を及ぼす諸因子について検討することは、極めて重要な課題であると思われます。しかし、これまでの報告の多くは欧米での研究による白人の男女中高年者を対象としたものが多く、今回の今村教授による「Cigarette Smoking, HDL-C Subfractions, and Lecithin:Cholesterol Acyltrasferase in Collegiate Men」並びに小田大学院生による「High-Density Lipoprotein Cholesterol Subfructions and Lecithin:Cholesterol Acyltransferase in Collegiate Soccer and Rugby Players」は、本邦における大学生を対象とした報告が極めて少ないことから高く評価されました。
なお、1月20・21日に開催されましたConference of International Health Evaluation Promotion Associationにおいて、授賞式及び受賞講演が行われました。
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