平成24年3月21日、濱崎教授は日本臨床検査標準協議会（Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards：JCCLS）の会長として、米国バージニア州アーリントンで開催された Excellence Member Organization Awardの授賞式典に出席いたしました。

 Excellence Member Organization Awardは、米国臨床検査標準協議会（Clinical and Laboratory Standards Institute：CLSI） が日本臨床検査標準協議会（JCCLS） を臨床検査利用における基盤作りに貢献した組織として、特別表彰したものです。CLSI は、米国における臨床検査の基盤整備を目的とする協議会で、2011年現在、米国の病院および臨床検査室、研究所、大学など教育機関、 ベンチャー企業、政府機関、学会、ならびに、70ヶ国を超える世界各国からの代表組織等、約 2,000の組織が加入しています。

日本臨床検査標準協議（JCCLS）は、 学会、協会団体、官公庁などの協力で1985年に発足した特定非営利活動法人で、 主な活動は、我が国における臨床検査標準化の実現を目指 して、標準物質や基準測定法などの基盤整備、 臨床検査に関わる種々のガイドラインの発行や教育活動を行っています。また、国際標準化機構(ISO)の「臨床検査と体外診断用検査システム」 専門委員会(ISO/TC212)の 事務局として、臨床検査分野におけるISO規格作成や、 ISO15189:「臨床検査室－品質と能力に関する特定要求事項」に基づき、 財団法人：日本適合性認定協会(JAB)と提携し臨床検査室認定プログラムの普及に 努めています。

濱崎教授は、JCCLS の臨床検査標準化基本検討委員会委員長（2004～2008）、 副会長（2007～2008）、会長（2008～2012.3）を歴任し、 さらに、2007年から現在までCLSI の理事を務めており、 JCCLS 代表として今回の授賞式に臨みました。

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