menu

トピックス

学術研究トピックス

【薬学科】 宇都教授・太田講師らの論文が26th Journal of Oleo Science Editors’ Awardを受賞しました

 薬学科 薬品資源学研究室の宇都拓洋教授・太田智絵講師らが2022年度にJournal of Oleo Science誌(以下、JOS)に発表した論文「Bioassay-guided Fractionation of Clove Buds Extract Identifies Eugenol as Potent Melanogenic Inducer in Melanoma Cells」が、26th JOS Editors’ Awardを受賞しました。本賞は2022年のJOSに掲載された学術論文のうち、Editorが優れた論文を選び授与されるものです。

 薬品資源学研究室では、国内外の薬用植物から創薬シーズの探索研究を行っています。今回、尋常性白斑の治療薬創出を目標とした研究の一環で、宇都教授、太田講師、正山征洋特任教授、そして研究室所属学生による研究により、チョウジ(丁子)が強いメラニン合成促進活性を有することを見出しました。チョウジは、フトモモ科 Syzygium aromaticum の蕾で15~20%の精油を含有し、クローブとして香辛料に用いられています。芳香性健胃薬としても用いられ、漢方では吃逆(しゃっくり)抑制薬、鎮痛薬、血行改善薬とみなされる漢方処方に配合されています。これまで様々なチョウジの薬理活性が報告されていますが、本論文はチョウジのメラニン合成促進に関する初めての報告になります。2023年9月8日(金)、高知工科大学で開催された日本油化学会第61回年会で授賞式が行われました。

関連リンク

PRコンテンツ
  • フォトギャラリー
  • 催事イベント情報
  • 学びの特色「茶道文化による教育」
  • 長崎国際大学ボランティアセンター
  • NIU教員DB
  • AED設置場所
  • JIHEE認証評価
  • 薬学教育第三者評価
  • 長崎国際大学同窓会
  • ibo2020
  • 古本募金
...loading