学術研究トピックス
2026.10.08
【学術研究】薬学科・分子生物学研究室の研究成果が「食品化学新聞」「Food Style 21」に紹介されました
薬学科・分子生物学研究室の研究成果と、その成果をもとに進められてきた健康食品の開発について、「食品化学新聞」および食品化学の専門誌「Food Style 21」10月号で紹介されました。
本研究室では、豆モヤシに含まれる天然ポリフェノール「クメストロール」に着目した研究を進めています。これまでの研究から、クメストロールが細胞分裂に関わるタンパク質リン酸化酵素HASPINの働きを阻害することを見いだしました。HASPINは、がんやアルツハイマー型認知症に関与することが報告されており、クメストロールのこれらの疾患への有用性や、更年期障害などへの応用可能性について研究を進めています。
また、研究成果の社会実装にも取り組んでおり、クメストロールの含有量を高める豆モヤシの栽培法を確立し、特許を取得しています。これまでの研究成果をもとに開発された健康食品「クメフル」は、長崎国際大学発ベンチャー企業「佐世保食品科学工房」から販売されています。
なお、これらの成果は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が開催する「大学見本市~イノベーション・ジャパン」において、本学の研究シーズとして発表されました。
「Food Style 21」10月号では、「豆モヤシ由来成分『クメストロール』がアルツハイマー型認知症を抑制する」と題し、長年にわたるHASPIN研究からクメストロールの作用の発見、機能性素材としての応用、実用化に至るまでの研究の歩みが詳しく紹介されています。
※「食品化学新聞」および「Food Style 21」の誌面画像は、各発行元の許可を得て転載しています。
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