取組項目 | 令和4年度の取組内容 |
基本的な感染症対策の取組み |
- 全学生・全教職員を対象に、毎朝「健康チェック」の提出を実施しています。提出された内容を確認し、定められたチェック項目(症状)がある場合は登校させず、公欠連絡や受診(自己検査含む)について個別に対応しています。また、罹患及び濃厚接触者の療養期間に関しては、キャンパスライフ・ヘルスサポートセンターで状況を把握しています。
- 教科書販売はすべてWebでの販売に切り替えて実施しました。
- 図書館では、新型コロナウイルス感染症対策の基本行動(マスク着用指導、手指・使用机の消毒、館内換気)は継続のまま、図書館ラーニングコモンズの座席固定による自学修の運用、ミーティングブース、閲覧席の利用座席制限及び学外者利用の来館条件(貸出返却に限る)の見直しを行いました。
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学生・教員へのオンライン授業にかかる支援体制の整備 |
- 新入生全員に対し、学期初めのオリエンテーション時にオンライン授業に関する説明を行いました。加えて、オンライン授業を実施する科目担当者においても、学生から広く質問を受け付け、個別に対応しています。
- 新任教員に対し、学内ポータルサイトの使用方法に加え、遠隔授業の手法について研修会を実施しました。
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感染状況を踏まえた授業実施や学生罹患時等にかかる欠席の扱いの指針の策定、運用 |
- 新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、令和4年度の授業実施方針を策定し、運用しています。
- 罹患、濃厚接触者及び本学が実施している健康チェックに該当する症状があり自宅待機を指示された学生は公欠としています。
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オンライン授業のための学内環境の整備・見直し |
- コロナ禍以前から整備していた学内Wi-fi設備に加え、地元ケーブルテレビのWi-fi設備を各教室に整備しました。コロナ禍以降、学生の要望等を反映し、随時増強を行い、現在80台のルーターを整備しています。
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学外からの図書館利用の利便性向上 |
- 学外から利用できるサービスの見直しとして、データベースの課題を把握し、アクセス数増設を実施することで利便性の改善・向上を図っています。
- 遠隔利用できる電子図書の利用促進も兼ね、学生参加型の電子ブックWeb選書を実施しています。学生が直接電子図書の購入申請を行うことで、電子図書の拡大整備に繋げる活動を行っています。
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障害のある学生に対する必要な配慮の把握と支援策の実施 |
- コロナ禍以前から障がい学生支援の一環として実施しているピア・サポート制度で、オンライン授業でも対応できるよう支援方法を変更しています。
- 障がい学生が受講するオンライン授業にピア・サポーターも一緒に受講できるよう設定し、ノートテイクしたデータはピア・サポーターがクラウドに保存し、障がい学生とキャンパスライフ・ヘルスサポートセンターが確認できるようにしています。
- ピア・サポーターの研修を通じて、サポートスキルを習得しています。また、テキストとして、2020年度・2021年度に学長裁量経費を活用してNIUピア・サポート学生組織が中心となって作成した「ピア・サポートマニュアル(ver.1)遠隔授業編」「ピア・サポートマニュアル(ver.2)対面授業編」を各ピア・サポーターへ配付しています。
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新型コロナウイルス感染症の影響によりやむを得ず欠席した学生への追加的学修支援 |
- 罹患及び感染が疑われる場合においても、学生自身が遠隔授業を受けることが可能な状態で、科目担当者が許可した場合は、Zoom等遠隔での受講で出席扱いにしています。
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対面を前提としない学生相談(支援)業務の実施 |
- 学生相談室、学生生活サポート室ともに面談はZoomや電話で実施し、原則は対面を伴わない形式へ体制を変更しています。
- 学生生活サポート室室員に対し、遠隔対応による面談について研修を実施しました。
- 心の健康調査を全学生対象とし、自宅から回答できるポートフォリオを活用した方法で実施しています。
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学生相談体制や学生支援に係る広報活動の実施 |
- 学生相談体制については、公式サイト、学生便覧、キャンパスライフ・ヘルスサポートセンターだよりにより学生に広く周知しています。また、心の健康対策として、学外での講演も案内しています。
- 居場所づくり活動(NIUランチアワー)を飲食無しの形式へ変更し対面で再開しました。
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学生の健康管理に関する情報発信・注意喚起や罹患時対応に係る情報発信 |
- 毎朝実施している「健康チェック」の提出画面に、「県内の診療・検査医療機関一覧表」「夜間や休日に体調不良となった場合の対応策や連絡先」「新型コロナウイルス感染症に関する厚生労働省の情報」を掲載しています。また、感染やその疑いがある学生へ個別に聴き取りを行い、健康指導も行っています。
- キャンパスライフ・ヘルスサポートセンターだよりを配信し、新型コロナウイルス感染予防と免疫力アップに関する情報発信・注意喚起を行いました。
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学生の心身をケアするための専門人材の整備 |
- キャンパスライフ・ヘルスサポートセンター学生相談室を週5日開室し、有資格者(公認心理師、臨床心理士)4名を配置しています。
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学生に対する経済的支援 |
- 食糧支援として、教職員の募金を原資に、お米を購入し、全学生を対象に配布しました。
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学生の課外活動における感染症拡大防止等に関する大学等としての取組の実施 |
- 学生課外活動方針として、「長崎国際大学新興ウイルス感染症等における課外活動レベルについて」を策定し、運用しています。
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地域貢献活動のオンライン等の活用や感染症対策を実施した上での継続的な実施 |
- 令和4年11月12日(土)に、新型コロナウイルス感染症対策を実施した上で、小学生対象公開講座「NIUキッズキャンパス」を開催しました。
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地域におけるワクチン接種の実施や検査体制の構築 |
- 学生・教職員及び地域住民の感染拡大を防止するため、本学敷地内に設けた「NIU疾患検査センター」でPCR検査を実施しています。また、佐世保市、佐世保市医師会等とも委託契約を締結し、PCR検査を受託しています。
- 新型コロナウイルスワクチンの職域接種(オミクロン株対応)を実施し、本学の関係者及び外部企業の従業員等1,911人が接種しました。
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新型コロナウイルス感染症に係る研究・調査等や大学等の専門的知見を活用した地域への情報発信やアドバイザリー業務の実施 |
- コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチンの若年接種者に関する有害事象に関して、令和3年6月以降本学で実施された4回目までの職域接種に併せた調査を実施しています。
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