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スタッフブログ

2013年12月18日

観月茶会


今回は、観月茶会を紹介します。 

観月茶会とは、茶道文化ⅢBを履修している学生が主体となって実施する、手作りの茶会です。

学生達は、茶会の組み立て方や各役割を理解し、茶道を通して地域の方々と交流しながら「もてなし」を実践することを目的としています。 

さて、観月茶会は主に三柱で構成されています。お客様の前でお点前をする亭主・半東の学生、裏でお客様にお茶を点てる水屋の学生、水屋とお客様をつなぐ接待の学生です。 

どれ一つ欠けても、茶会は成り立たなくなってしまいます。それぞれが自分の役割に責任と誇りを持って動きます。 

会場は国際大学の1101の教室です。日頃の空気と何かが変わった様な気がしませんか。

   

  室内では、月を見ることができないので、壁に月を映しだしてみましたが?秋の風情を感じてもらえましたでしょうか? 

この会場にお客様が入ると・・・

      

 いつも講義があっている教室とは雰囲気が、がらりと変わっているように感じます。 

 最初の点前で点てたお茶は、お月様に差し上げたり、季節を感じる俳句を亭主やお客様が披露したりと、とても楽しいひと時でした。 

それでは、お点前の様子を見て行きましょう。

      

お点前は左右対称で羽が広がり羽ばたいて行くイメージです。

学生も息がぴったり合っていますね。阿吽の呼吸の様に揃っていてとても綺麗なお点前です。 

 1部・2部ともに練習に練習を重ね、お点前の呼吸を合わせていきました。本番でその成果を出せたのではないでしょうか。 

水屋の学生         接待の学生

        

水屋と接待の学生は連携してお客様にお茶を出していきます。

お茶を点てるタイミングと出すタイミングはとても重要で、お客様に満足して頂けるよう努めます。 

観月茶会を終え、学生達にとって実りのある充実したお茶会になったのではないでしょうか。 

それでは、今回ご参加下さいました皆様、本当に有難うございました。