5月11日、日本での就職を希望する外国人留学生を対象に『留学生OB講話＆企業説明会』を開催しました。長崎国際大学を卒業され、現在T＆K㈱の社長をされている華思林先輩に大学へ来訪頂き、留学生の先輩としての講話と、経営されている会社説明を行って頂きました。

　講話では、華社長の長崎国際大学での思い出（学んだ事、社会に出るためのスキル、心構え）を中心にお話頂きました。まず学んだ事について、茶道文化　鎮信流について、ホスピタリティ精神涵養の重要性をお話頂きました。次に社会に出る為に必要なスキルについて、華社長が日本語を取得する為に、どのような努力をしたかについてお話頂き、大学生生活の中で、アルバイトやキャンパス内でのコミュニケーションを活用することなどのアドバイスがありました。そして、日本社会で生きていくための心構えの中で、『負けない、妥協しない、常に笑顔を』と後輩に向けた、厳しくそして優しさに満ちたご指導を頂きました。留学生の皆さんは、華社長の学生時代のエピソードを踏まえたお話を、熱心に聴き入っていました。

　会社説明では、華社長の経営されるT＆K㈱のスタッフの方々より会社概要、企業の中の部門やサービス、就職後の教育システム等詳しく説明頂きました。

　コロナの影響により今までWEB中心で情報収集していた企業研究を、リアルな肌感覚で吸収しようとする留学生の皆さんの熱意が伝わってきました。

　今回の『留学生OB講話＆企業説明会』について、留学生からは『企業の概要と、就職後の教育についての話を、直接長崎国際大学OBの方から聞くことが出来てよかった。』『長崎国際大学先輩の経営される企業にこんな素晴らしい企業があることを初めて知った。先輩を見習って頑張りたい。』『ビジネスの場で活躍されている、長崎国際大学卒業の先輩の話を聞き、自分も日本で就職して学生時代に学んだ日本語能力とコミュニケーション能力を発揮できるよう頑張りたい。』などの声がありました。

　キャリアセンターでは、日本での就職を希望する外国人留学生が、日本企業の就職環境について一層の理解を深め、日本における就職活動を行うために大切なことを学び、就職支援に向けたモチベーションアップに繋げていく企画を、今後も開催していきたいと思います。

キャリアセンター