第1１回グローバル人材ビジネス実務検定試験（2022.7.20.実施）の合格者が発表されました。今回も前回に引き続きコロナ第７波感染拡大防止を踏まえ、グローバル人材キャリア支援協会とタイアップし、WEB受験を行いました。その中で、本学の外国人留学生10名（3級8名・4級2名）が見事合格しました。

　この試験は、日本で働く、または就業を希望する外国人を対象とした、ビジネス遂行能力などを総合的に判定するための試験です。試験分野には、接遇の基本、コミュニケーション、敬語、社会人としての心構え、ビジネスマナーや、クレーム対応、食事のマナー、感動品質のサービス、ご高齢や障害のある方への対応等があります。

　昨今、ビジネスは多様化し、サービス業の分野だけでなく、すべての業界でお客さまの満足度が重視されています。『お客さまや相手をもてなす。思いやりをもって応対する。』という接遇が、あらゆるビジネスシーンで求められています。

　外国人採用の現場では、日本語力だけが問われ他の能力については評価をせずというケースから、日本人であれば当然のように求められる、コミュニケーション能力、ビジネスマナー、対人スキルといった能力も評価されるようになってきました。

　長崎国際大学では、言葉や文化の壁をこえて、日本の企業で活躍するために必要なことを取得することができる、グローバル人材ビジネス実務検定試験を推奨しております。

　合格した留学生からは、『外国人として、日本での就職活動は不慣れで厳しいと感じていたが、この試験勉強でヒントを得ることができた。』『お客さまや相手をもてなす心、そして思いやりをもって応対する事を学ぶことができた。』『日本企業に就職した際、様々なビジネスシーンの中で活用できることを取得したことは大きいと思う。』などの感想メールがありました。合格した留学生には、キャリアポイント制度により受験料が返還されます。

　キャリアセンターでは、日本での就職を希望する外国人留学生が、日本企業の就職環境について一層の理解を深め、日本における就職活動を行うために大切なことを学び、就職支援に向けたモチベーションアップに繋げていく企画を、今後も開催していきたいと思います。

キャリアセンター