この度、長崎国際大学　健康管理学部　健康栄養学科では、スポーツ栄養サポートチームを立ち上げることになりました。その主な目的は、本学にある7種目（テニス、バレーボール、アーチェリー、駅伝、空手道、ゴルフ、ソフトテニス）の強化クラブに対してスポーツ栄養学的サポートを行っていくことです。

これまでは、スポーツ栄養・運動生理学研究室（今村裕行教授、宮原恵子助教、小田和人助手）を中心として空手道部、バレーボール部、テニス部の栄養調査や体力測定（体脂肪率、最大酸素摂取量、全身反応時間、骨密度、血液検査：貧血、血中脂質など）を行い、それらの結果に基づいた栄養指導や調理実習、トレーニングメニューの作成などを行ってきました。これからは他の強化クラブの希望者に対しても、同様のサポートを行っていく予定です。

写真は、4月 7日（土）に女子バレーボール部を対象とした調理実習の様子です。今回はあまり料理をしない選手でも簡単に作れる料理をテーマに調理を行いました。欠食が多い、料理をしないため外食やコンビニ弁当が多いという選手でも、短時間で栄養のあるものを摂取できるようレシピを工夫しています。今回が初めての試みでしたが、上級生を中心に皆が積極的に調理に参加していたこと、ワイワイと楽しそうに調理していたことが印象的でした。

 

≪メニューの一例≫

　豚肉の生姜焼き、玉ねぎとトマトの卵炒め、蒸し野菜 、スパサラ、等

これからは減量や筋肉増量、貧血改善を必要としている選手に対する栄養指導や調理実習を計画しています。また大会に帯同して競技中のスポーツ栄養学的サポートも行っていきたいと考えています。