学部学科トピックス
【健康栄養学科】平成28年度健康講座「生活習慣病を寄せ付けない生活の実践」を開催しました
平成29年2月16日(木)健康講座を開催しました。
28年度のサブタイトルは「炭水化物を摂らない食生活は健康?」です。 一般の方々を対象に募集を行いましたところ、20代から80歳代まで男女の18名の申し込みがありました。
昨今は、炭水化物を摂らないことによりダイエット効果があるという情報に多くの関心を集めていますが、痩せる必要がないと思われる方もその意識が高まっているようです。
今回の講座では、主食である米やパンは、本当に必要ではないのかについての講話を行いました。
健康的な生活を営むためには、適切な食事の実践が望まれます。食事の基本は、バランスの良い食事、つまり主菜(肉、魚、卵、大豆および大豆製品)副菜(主に野菜全般、乾物、海草、きのこ類)それぞれの食卓を構成する3つの要素で構成されます。その中の主食である米やパンとお菓子に含まれる炭水化物の違いについて理解し、食事の構成では1日の1/2のエネルギーは炭水化物からの摂取が望ましいことなどを学びました。その後の調理実習では、主食の麦ごはん、主菜としてエビシュウマイ、副菜は大根のスープとスナップエンドウの白和えを作りました。学生10名と参加者がシュウマイの包みかたに悪戦苦闘しながらの楽しい実習風景でした。終了後は、参加者から個別の栄養相談を受け付け、健康診断の結果のデータから食生活上で改善すべきことやデータの意味についての説明を行いました。
参加者の方から「初めての参加でしたが楽しかったです。」「動画やSNSで情報の拡散ができれば長崎国際大学の情報が広がる。」「この講座を知る手段が少ない。たくさんの方に知らせるように。」「とても勉強になりました。」「長いこと気になっていた食品についての誤解が解け安心しました。」といった意見をいただきました。来年度もこの教室の開催を計画しております。