学部学科トピックス
【人間社会学部】上海大学短期博物館学研修が「UMAC AWARD 2019」第2位を受賞!
本年9月2日~7日にわたって開催されましたICOM京都大会のUMACにおいて、上海大学短期博物館学研修が「UMAC AWARD 2019」の第2位を受賞しました。これは、2016年から実施している上海大学短期博物館学研修の取り組みを、上海大学博物館が「Shanghai University (SHU)-Nagasaki International University (NIU), China-Japan SHU-NIU Short-term Museology Internship Program」として、ICOM UMAC AWARD 2019にエントリーしたもので、受賞の理由は以下の通りです。
“An excellent international program focused on cultural exchange.”
“A well-structured, diverse and rich training program that touches both local cultures and a more global culture resonating with all of us.”
9月3日に最終選考会が京都で行われ、本学国際観光学科の落合知子教授、国際交流・留学生支援室の趙麗氏、上海大学博物館の郭驥准教授、牛夢沈学芸員が参加しました。最終選考会では、本学大学院地域マネジメント専攻の所属大学院生でもある牛学芸員が英語によるプレゼンテーションを行いました。選考の結果、全世界から50件近いエントリーがあった中で第2位を獲得することができました。
ここに本学の博物館学研修が世界的に認められることとなりました。この研修は博物館学のみならず、茶道をはじめとする国際観光学科の分野の違う先生方からの丁寧な指導と国際交流・留学生支援室および教務課を中心とした職員方のサポートで成り立っており、受賞は長崎国際大学教職員の協力の結果に他なりません。
なお、次年度も上海大学研修生の受け入れを予定しており、今後も永く続く両校の協力関係を築いていきたいと思います。
ICOM
International Council of Museums(国際博物館会議)は、UNESCOと協力関係にある国際的非政府機関。世界141カ国の約3万7千人の博物館専門家が参加。3年ごとに大会が開催され、今年は京都で開催。
UMAC
University Museums and Collections(大学博物館・コレクション国際委員会)は、ICOMに属する国際委員会の一つ。大学の管理下にある遺産保護を目的とする組織で、学術的な博物館・美術館に関わる業務を担当。