５月８日(水)に薬学科3年ホスピタリティ演習Ⅱにおいて、回生薬局（伊万里市）による寄付講座が実施されました。

　「東洋医学を活かした未病改善提案講義＋東洋医学的体感ワークショップ」をテーマとした今回の寄付講座では、まず回生薬局 平野智也先生（回生薬局代表・薬剤師）による、自然哲学ベースに創られた東洋医学の考え方をわかりやすく解説するという興味深い講義が行われました。続いて行われた体感ワークショップでは、回生薬局のスタッフ・講師の方々による4ブース（マイ健康茶作りワークショップ、耳つぼ体験ワークショップ、瞑想と呼吸法としてのヨガ体験、太極拳体験）で体験学習が行われました。

　平野先生の講義で学んだ事柄を体験するため、学生はグループに分かれ、それぞれのブースで体験学習に参加しました。現代医学のエビデンスをベースとした西洋医学を学ぶ本学学生にとって東洋医学をテーマとした講義と体験学習は非常に新鮮でした。

　東洋医学と西洋医学のどちらが良い・悪いではなく、違いを把握するということを念頭に置いた上での東洋医学の考え方に基づいた講座でしたが、受講した3年生のアンケートからも「体の健康状態に応じて作るマイ茶の体験が新鮮で楽しかった」「本講座をきっかけに東洋医学について興味を持った」「病気ではないが、なんとなく体調がすぐれないときにヨガや太極拳はいいかも」等の声があり、新たな知識を得るとともに、心身のリフレッシュにもなる良い機会となりました。