2024年11月30日（土）、ソーシャルワーク実習（社会福祉士・精神保健福祉士）の実習報告会を開催しました。今年度は、午前に精神保健福祉士を目指す9名、午後に社会福祉士を目指す74名の実習生が実習報告を行いました。

　精神保健福祉士実習の報告では、対象者を多面的に捉える視点の大切さをはじめ、クライエントの理解をするための観察力やコミュニケーション力の向上、地域移行に向けた支援や他職種連携の重要性に関する報告等がありました。社会福祉士実習の報告では、社会資源の機能や役割の理解や専門職者としての姿勢、信頼関係形成やジレンマへの対応に関する報告等がありました。いずれの学習成果も、実習指導者の皆様が実践を通じてご指導してくださることで、「理論と実践を融合させる」ということを体験的に学ぶことができました。

　今年度、精神保健福祉士実習では18施設、社会福祉士実習では40施設にお世話になりました。実習生総勢83名が夏休みの実習を経て、大きく成長することができましたのも、実習指導者の皆様をはじめ、他職種の皆様、クライエントの皆様、地域の皆様のご指導・ご支援によるものと感じております。心から感謝申し上げます。