大学総合トピックス
【大学総合】平成30年度長崎国際大学入学式を挙行いたしました。
平成30年4月3日(火)、平成30年度長崎国際大学 入学式を挙行し、国内では北は北海道、南は沖縄まで、また海外からは世界8カ国・地域からの留学生64名を含む、過去最高の555名の新入生が入学いたしました。
まず初めに、国歌を斉唱した後、中島 憲一郎 学長より、下記の新入生555名に対する入学許可が読み上げられました。
人間社会学部 | 国際観光学科 | 279名 |
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社会福祉学科 | 58名 | |
健康管理学部 | 健康栄養学科 | 94名 |
薬学部 | 薬学科(6年制) | 111名 |
人間社会学研究科 | 観光学専攻(修士課程) | 5名 |
社会福祉学専攻(修士課程) | 1名 | |
地域マネジメント専攻(博士後期課程) | 2名 | |
健康管理学研究科 | 健康栄養学専攻(修士課程) | 4名 |
薬学研究科 | 医療薬学専攻(4年制博士課程) | 1名 |
次に、学校法人九州文化学園を代表して、安部 直樹 理事長が告辞を行い、”今咲き満ちて胸一杯の桜かな”と晴天に恵まれた今日の良き日を詠んだ句に続けて、「本学を経営する学校法人九州文化学園は昭和20年に誕生し、今年で73周年を経てきました。大学は平成12年、地方企業の支援も受け、長崎県初めての公私協力型の大学として発足しました。その建学の理念は、「いつも、人から。そして、心から。」というホスピタリティの心であり、具体的実践として茶道文化を設定しています。大学で学ぶことで、皆さんはどんどん成長し、その成長ぶりによって新たな世界が見えてきます。多くの友達、教職員、地域の方々との出会い、キャンパス生活の充実の中で、新たな自己発見になることを期待しています」と歓迎の言葉で迎えました。
引き続き、中島 学長は式辞の中で、「多くの大学の中から本学を選択して見事に入学を果たされた皆さんに、心からお祝いを申し上げます。本日からスタートする大学生活は高校生活とは違い戸惑うこともあるかもしれません。しかし、留学生の皆さんには国際交流・留学生支援センターが、心身の支援が必要な皆さんにはキャンパス・ライフヘルスサポートセンターが、また学修に関しては、教育基盤センターが支えとなり、就職はキャリアセンターを設置しています。全教職員や在学生が全力を挙げてサポートし、充実した大学生活を送れるように応援します。一方で、大学は、何を学び、何を経験し、将来何になりたいかを自分自身で考え、卒業後に地域社会で活躍する有能な社会人となるため、不断の努力が必要です。また、学修だけではなく、部活動やボランティアなども実践し、仲間を得て協働することの素晴らしさも体験して理解してください。本学のモットーである『いつも、人から。そして、心から。』、このホスピタリティの心をもって大学生活を送ってください。」と激励いたしました。
また数多くのご来賓の皆様を代表して、朝長 則男 佐世保市長が「新入生の皆さんは、これからの学生生活に対し、夢や希望、また期待と不安など様々な思いが交錯していることと思いますが、一日一日を大切に過ごし、学生時代にしかできない思い出を、この佐世保の地でたくさん作られることを心から願っています。世の中に目を向けると、人口減少、少子高齢社会の進行、地域間格差など多くの課題に直面しています。このような課題と向き合い、光り輝く未来を創造していくためには、皆さんの若い力が必要です。これからの学生生活において、社会人としての基礎を学び、固定観念のとらわれず、視野を広げ、何事にもチャレンジする力を養ってください」と激励されるとともに、「ハウステンボスや西海国立公園九十九島、日本遺産に認定されている鎮守府の歴史や、世界遺産候補など数多くの観光資源や、豊かな自然、独特の歴史・文化を持つ、国際色豊かな佐世保の魅力を肌で感じ、市民の一員としてイベントや行事に参加し、本市を盛り上げてください。」と佐世保市民を代表して祝辞を述べられました。
入学生代表宣誓では、健康管理学部 健康栄養学科の松崎 扇由(まつざき みゆ)さんが、「入学生555名は、長崎国際大学の基本理念である”人間尊重”を深く理解し、全学共通科目や学科の専門科目を学べるシステムを最大限に活用し、”いのち・健康・暮らし”を第一に考えることのできる人間を目指していきます。今年は、冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、全ての選手が懸命に勝負に挑む姿勢を見て、諦めず努力を積み重ねることの大切さを感じました。これから4年間、社会に貢献できる人物となるため、両親や先生方など支えて下さる方への感謝の気持ちを胸に、勉学に励みます」と力強く宣誓しました。
新入生は、各種オリエンテーションを受け、4月9日(月)からの授業開始に向けて、本格的な学生生活をスタートさせます。
また、入学式の挙行にあたり、お花・祝電など、たくさんのご祝意をいただき、誠にありがとうございました。