社会連携トピックス
2010.06.05
平成22年度前期公開講座第二回が開催されました
前期公開講座第2回が5月22日に開催されました。テーマは「健康雑学〜文学(哲学)と化学の狭間で健康について考える〜」。講師は、健康管理学部健康栄養学科の今村裕行教授です。
今村教授の専門分野は、運動生理学、スポーツ栄養学、スポーツ医学です。はじめに、これらの「科学」と、かつて専攻されていた「文学(哲学)」の違いについて述べられた上で、「健康」という概念の多様性について解説がなされました。
講座の後半になると、健康を維持・増進するための具体的な方法に話が及び、「何事も適度に行う」ことの重要性が指摘されました。今村教授のこれまでの研究成果を下に、豊富なスライド映像を使いながら、食事療法や運動療法について、詳しい説明がありました。特に、運動については、「まずは始める事」が重要だということです。健康に関心の高い世代の多い聴講生の皆さんが熱心にメモを取る姿が見られた講座でした。
次回は、5月29日の「《経済効果》は、どのように算出されているのでしょう?」(人間社会学部国際観光学科・城前奈美講師)です。お楽しみに。