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学術研究トピックス

【学術研究】藤井俊輔講師らの抗ホルモノネチン抗体に関する論文がFood Chemistry 誌にアクセプトされました

 健康管理学部健康栄養学科の藤井俊輔講師と、薬学部薬学科の宇都拓洋准教授(薬品資源学研究室)との共同研究により実施された抗ホルモノネチン抗体に関する研究成果が、食品科学の国際雑誌であるFood Chemistry (Impact Factor 9.231) にアクセプトされました。また、本研究成果は健康栄養学科における卒業研究優秀発表賞の受賞内容を一部含んでいます。

 ホルモノネチン(FMN)はマメ科植物に含まれ、更年期障害の改善や骨の形成促進など、多彩な機能性を有することが知られているイソフラボンの一種です。藤井講師らは、FMNに対するモノクローナル抗体(抗FMN抗体)の作製を行い、本抗体を用いた高感度かつ簡便な免疫化学的分析手法の確立に成功しました。さらに、作製した抗FMN抗体を応用することで、前駆骨芽様細胞におけるFMNの骨形成促進メカニズムの一端を解明しました。本研究で作製した抗体は、FMNの機能解析に幅広く利用できるツールであり、今後、更なる展開が期待されます。

図1. ホルモノネチン(FMN)の化学構造
図2. 本研究で確立した免疫化学的分析手法の反応原理

論文情報

タイトル:
Development of an indirect competitive enzyme-linked immunosorbent assay for formononetin and its application in a cell-based assay using MC3T3-E1 cells
DOI:
https://doi.org/10.1016/j.foodchem.2022.134339
著者:
Shunsuke Fujii, Tomoe Ohta, Riho Ehama, Mizuki Irikida, Shuichi Nomura, Yukihiro Shoyama, Takuhiro Uto
掲載雑誌:
Food Chemistry

本件に関する問い合わせなど

宇都 拓洋 准教授(薬学部薬学科) 薬品資源学研究室

藤井 俊輔 講師(健康管理学部健康栄養学科)

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