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健康管理学部健康栄養学科

卒業生紹介繁昌 茉耶さん

健康管理学部 健康栄養学科 卒業生(編入学生)の紹介

繁昌 茉耶さん インタビュー

Q1. 繁昌さんが短期大学を卒業後、さらに管理栄養士を目指した理由は何ですか?

短期大学時代の学習や実習を通して、より深く栄養学を学びたいと思ったからです。私は、健康な人への食の指導がしたいと思って栄養士を目指しましたが、短期大学時代に栄養教育実習で母校の小学校に行った際に、栄養教諭になりたいという夢ができました。どのような栄養教諭になりたいかを考えたときに、食育の知識だけではなく、臨床の知識も持った、より専門的な管理栄養士になりたいと思ったことがきっかけです。

Q2. 長崎国際大学を進学先に選んだ理由は何ですか?

私は、短期大学時代に栄養士と栄養教諭二種免許状の資格を取得しました。長崎国際大学を進学先に選んだのは、管理栄養士の国家試験受験資格とあわせて、栄養教諭一種免許状の取得ができたからです。また、長崎国際大学の先生方は、医師や管理栄養士の資格を持っていて、食と医学を礎とした栄養学を学ぶ環境も整っていると感じました。そして、地元の鹿児島を離れて一人暮らしに挑戦してみたいと思ったことも、理由の一つです。

繁昌 茉耶さん

繁昌 茉耶さん(鹿児島県出身)
鹿児島県内の短期大学を卒業後、本学健康管理学部健康栄養学科へ3年次編入学。2018年3月卒業。管理栄養士国家試験合格。2019年に福岡市の教員採用試験に合格。現在、福岡市内の小学校に栄養教諭として勤務。

Q3. 編入学後の学生生活を振り返って、どのような2年間だったでしょうか? 元々在籍している3年生の皆さんとは仲良くなることができましたか?

たくさんの人との関わりがあり、学びの多い、とても楽しい2年間でした。編入してから、足りない単位を取るために栄養科の後輩や他学部生と一緒に授業を受ける機会があり、栄養科の仲間だけでなく、後輩や他学部にも友人ができました。そして、大学の隣にあるハウステンボスでアルバイトをしたり、みんなでご飯を食べに行ったり、たくさんの思い出ができました。先生方もとても親身になって話を聞いてくださり、学生との距離が近いことも長崎国際大学の魅力の一つだと思います。皆さんとても優しく面白く接してくれたので、鹿児島から編入した私でも、すぐに仲良くなることができました。

編入学後の学生生活

Q4. 卒業研究では、どのような研究活動を行いましたか。

実験が好きだったため、食品衛生学分野の研究をされているゼミを希望しました。私たちのグループは、スーパーやコンビニで販売されており、野菜の価格高騰にも左右されずに価格が安定していて、手軽に野菜を食べる手段として活用されている、カット野菜に注目しました。6社のカット野菜18種類と自家製カット野菜を使用し、希釈液を作り、一般細菌・大腸菌群は混釈法、ブドウ球菌属・腸球菌属・シュードモナス属は塗抹法で行い、細菌数を算出しました。社会人になってから実験を行う機会はなかなかないので、とても貴重な経験となりました。


卒業論文タイトル
「市販カット野菜の細菌汚染状況について」(野村ゼミ)

ゼミ活動の一コマ

卒業研究の一コマ

Q5. 現在、栄養教諭として勤務をしていますが、今のお仕事などを紹介して下さい。

栄養教諭の仕事は幅広く、献立作成やお便り・掲示物の作成、食物アレルギーのチェックはもちろん、発注のための食数の管理、食育の授業や給食時間の指導なども行っています。安心安全な給食が提供できるよう、調理業務員の先生方とコミュニケーションを取りながら、衛生面に注意して毎日の給食を作っています。
また、一人の教員として、委員会活動、クラブ活動、給食時間や休み時間、掃除時間、授業時間等、子どもたちと関わる時間は私にとって、とても楽しみであり、やりがいにもなっています。

職場での一コマ
職場での一コマ

Q6. 長崎国際大学で学んだことは、現在の業務等に活かされているでしょうか?

大学で学んだ知識は仕事をするうえで土台として活かされていると思います。特に、大量調理学や食品衛生学で学んだ知識は、毎日の給食を提供する上で基本であり、これからも現場で学び続けたい分野です。
また、管理栄養士の単位とあわせて栄養教諭になるための単位も取っていたため、栄養に関する分野はもちろんですが、教職教養や心理学等、幅広い分野を学びました。在学中の試験科目やレポートが多く、心が折れそうになることもありましたが、その経験が教員採用試験に向けての勉強や、現在の仕事に活かされていると感じます。

活かされていること

Q7. 長崎国際大学への編入学を考えている方へメッセージをお願いします。

私は大学卒業後、一度企業に就職しましたが、栄養教諭になりたいという夢が諦めきれず、福岡市の教員採用試験を受験し、栄養教諭になりました。「栄養教諭は倍率が高くて、教員採用試験に合格するのは難しい」と、学生時代から言われることが多かったのですが、諦めずに努力し続ければ夢は叶うと実感しました。
短期大学時代の友人からは、卒業後仕事をしながら自力で管理栄養士の国家試験対策をするのは難しいという話を聞きます。自分の夢の幅を広げるためにも、将来管理栄養士として働きたいと思っている人には、編入学をおすすめします。そして、長崎国際大学で学ぶ中で、どのような管理栄養士になりたいか目標を見つけて頑張ってください。応援しています!

メッセージ

指導教員からのコメント

野村秀一教授

繁昌茉耶さんは、入学当初『将来、栄養教諭になりたい。そのために3年次編入学しました。』と言っていたのを覚えています。入学後、すぐに3年生とも仲良くなり楽しく過ごしていました。後期になり、ゼミの配属を決めるときに、食品衛生の実験がやりたいということで、私のゼミを希望してくれました。繁昌さんは、ゼミ生をはじめ同級生からは『茉耶ちゃん』とよばれていましたが、当時、大河ドラマで『西郷どん』が放映されていたことや鹿児島県出身ということから『茉耶どん』と呼んでいたことや得意のフルートの演奏を聴かせてもらったことをつい昨日のことのように思い出します。
卒業時には、栄養教諭の採用試験が無く、鹿児島県の栄養教諭の臨時採用での栄養教諭の道や保育園での食育を行う管理栄養士になる道を考えていましたが、地元の健康食品の会社に就職しました。就職後は、仕事をしながら栄養教諭の採用試験の勉強に励み、2019年福岡市の栄養教諭採用試験に合格したとの報告を9月30日にもらい、『初志貫徹、やったぜ‼ 茉耶どん』と叫んでしまいました。
現在は、夢が叶って福岡市内の小学校で、毎日子供たちを相手に楽しく栄養教諭の仕事に励んでいるとのこと。うれしい限りです。『がんばれ‼ 茉耶どん』

卒業式の一コマ

卒業式の一コマ

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