研究紹介研究設備紹介
クリーンルーム
薬学研究棟内に設置されたクリーンルームは、微生物実験仕様のクリーンルーム1と、細胞培養実験仕様のクリーンルーム2があります。クリーンルーム1では、病原性を持つ微生物(P2レベル)の実験も実施できます。クリーンルーム2では、ガン細胞をはじめとする各種細胞を培養することができます。
安全キャビネット
病原微生物を用いた実験や組換えDNA 実験等を行う場合に用い、実験操作により発生する汚染エアロゾルが外部に漏出しないように設計された設備です。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
実験に用いる器具や実験によりでた汚染物を滅菌する機械です。
その他の機器
クリーンベンチ
クリーンベンチは、清浄装置の付いた作業台であり、この中で動物細胞を用いた実験を行う。
CO2インキュベーター
実験の目的に応じて様々な条件下での細胞培養が可能である。37℃、CO2濃度5%の設定が一般的である。インキュベーター最下段のトレー内に滅菌水を準備し、庫内の湿度を一定に保つ。
その他に、ディープフリーザー、細胞観察に用いる倒立型ルーチン顕微鏡、試料の調製の際に使用するテーブルトップ遠心分離機およびマイクロ冷却遠心機等が設置されている。