
2013年09月14日
第2回 茶道文化Ⅳ 正午の茶会
茶道文化Ⅳ 第2回目、正午の茶会のレポートをしたいと思います!
8月2日、夏真っ盛りの中でのお茶会。今回お客様にお出ししたお菓子です。
干菓子:金魚と流水
主菓子:ほおずき
ほおずきは、お盆にほおずきの実を提灯に見立てて飾り、先祖を迎えるといいますね。
懐石料理にも夏の野菜が使われています。
こちらは濃茶席の様子です。水指の水が、透けているのが見えますか?
流れる水を見て涼しいと感じる、夏の風鈴の音を聞いて涼しさを感じる。このような感性は、日本人独特の感性であり文化だと思います。
その感性に響くよう、道具や料理などで季節を表現し、お客様をもてなしているのですね。

2013年09月13日
補助員研修会3日目
さて、研修会が始まって今日は3日目になります。
毎日欠かさず出席し努力を続けている補助員は、きっといい指導者になるでしょう。
今日は拝見物の出し方と中風炉点前の確認をしました。
責任ある指導者になるため、悪戦苦闘しながらもみんなメモを取るのは欠かしません。
しっかり教えたい!その熱意が伝わってきます。
とりあえず、今週はここまで。
週末、メモをもとに頭の中を整理して、また来週も頑張りましょう!

2013年09月12日
補助員研修会2日目
昨日に引き続き、今日は第2回目の研修会です。
研修中は授業と同様、少人数グループに分かれての点て出しを行います。
3時間集中して頑張っている彼らにとって、点て出しは束の間の休息です。
お抹茶で頭をスッキリさせて、甘いお菓子でホッとする・・・
今日のお菓子は栗あんころと栗くずもちでした。
おいしそうですね♪
しっかり休憩して、後半も頑張りましょう!!

2013年09月11日
補助員研修会1日目
9月末から後期がスタートする本学では、始業前に茶道文化補助員研修会を行います。
他の学生たちが夏休みを満喫している中、後期から一指導者として活動するために、1週間の研修会の中で、点前の練習や指導内容の確認、指導方法などを学びます。
補助員は、活動を通して茶道の技能を高めるとともに、規律性や状況判断力、社会人としてのマナーなどを身につけることを目標としています。
第1回目の今日は、中風炉点前の確認と割稽古をしました。
点前中に問題が発生した際の対処法なども学び、皆必死にメモを取っていました。
少し知識を得るだけで、臨機応変に対応する力、考える力につながります。
今日から始まった補助員研修。今後の練習に期待です!!

2013年08月17日
茶道文化Ⅳ 正午の茶会
茶道文化Ⅳでは、学生が主体となって茶事の運営を行います。この夏の時期の茶会を、正午の茶会と呼んでいます。
今年は、全5回の日程で、お客様を外部から招き、茶道文化ⅣAを履修している4年生の学生がおもてなしをしていきます。
7/27(土)、第一回目の正午の茶会がスタートしました。
学生は、この茶会のためにそれぞれの役割を受け持ち、事前準備や練習に励み、本番に臨んでいます。
亭主が懐石膳を運んでいる様子
温かいうちに膳を運べるよう、料理班との連携が必要です。
正客と末客は、学生が担当しています。
料理班
事前に、旬の食材を使った献立をたて、茶会当日に料理を作ります。盛り付けも丁寧に行います。
炭点前
濃茶点前
薄茶点前
点前をする学生は、点前に集中しながらも、おいしいお茶をお客様に出せるよう、気が抜けません。
最後に全員で集まり、お客様に対してご挨拶
この茶会を通して、お客様を招いておもてなしをするためには、事前の準備や気にかけることが沢山あり、どのようにおもてなしをしていけば良いのかを、実践を通して学べたと思います。
学生同士で協力すること、自分の役割に責任を持つことなど、今回の茶会で学んだことを、これからの生活や色々な場面で生かして欲しいと思います。