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2016.08.04 国際交流

【人間社会学部】上海大学博物館学研修報告 修了式が行われました。

 研修8日目は青木教授の「博物館展示論」「和鏡の文化史」の講義と拓本実習、落合教授の「紙資料の修理・修復技術」実習が行われました。研修9日目は九州国立博物館本田光子先生の「国立博物館論」と茶道の先生方による「着付け体験」が行われました。講義と実習の後は内田先生による日本語のレッスンが連日開催されました。

 研修10日目は下湯先生の「博物館情報論」「博物館メディア論」、原准教授の「空間デザイン論」の講義と「デザイン実習」が行われました。研修11日目は茶道の講義、懐石体験、茶道体験が行われました。茶道部の学生による交流授業を最後に本学での研修が終了しました。引き続き茶室で修了式が執り行われ、一人一人に修了書が授与されました。残すは現地見学実習です。

 研修12日目は、池永教授による雲仙国立公園の現地実習が行われました。雲仙地獄の光景と硫黄臭に驚き、景色の素晴らしさに感動しました。ビジターセンターでは専門員から解説をいただき充実した研修となりました。

 研修13日目は休日の予定でしたが、研修生たちの強い希望で見学実習が行われました。

落合教授と内田先生の引率によるバイオパーク斑と劉先生の引率による平戸斑に分かれての実習となりました。上海には大型動物園があるものの、ハンズオンタイプの動物園はないため、引率教員を含め楽しい1日となりました。波佐見町の現地実習(前回作成した陶磁器の窯焼き体験と地域文化資源の調査)、長崎市内博物館調査で佐世保から離脱します。その後は佐賀市内、福岡市内の博物館見学実習が行われ、8月6日に上海に帰国し、3週間の博物館研修は終わります。

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