社会連携トピックス
【社会連携】「探究型学習」のご支援を必要する教育機関の皆さま向けに本学の連携事業の実績をまとめた冊子を刊行しました。
刊行のきっかけとなった「総合的な“探究”の時間」
このたび文部科学省の学習指導要領の改訂に伴い、2022年度から高等学校の「総合的な“学習”の時間」が「総合的な“探究”の時間」に変わりました。「学習」という言葉が「探究」に置きかわることで、これまでの教科や科目の枠組みを超えた課題に取り組むだけでなく、探究するテーマを自ら設定する点が重視されています。こうした「探究型学習」は個々の学校だけで取り組むのがむずかしく、本学のような高等教育機関も支援団体のひとつとして協力していくことが考えられ、大学ならではの特徴を活かした連携事業を想定しています。
また小学校・中学校においても同様に、子どもたちが自ら学び、考える力を身につける学習が求められており、そのための学び方やものの考え方、よりよい方法で問題を解決する資質や能力などを育むことをねらいとした大学との連携も想定されます。
本学の連携事業の実績と強み
本学には薬学部薬学科があり、とくに理系科目については「科目教育研究プログラム」の実績、理系人材育成、さらに授業改善を目的とした「中学校、高等学校授業改善連携事業」についても実績がありますので、連携内容についてぜひご相談いただきたいと思います。
また文部科学省、スポーツ庁が「中学部活動の地域移行」を推進する動きのなかで、本学では国際観光学科スポーツツーリズムコース教員による「体育」授業の改善や、生徒にスポーツの楽しさを伝える体験プログラムなどを実施してきた実績があります。九州地区大学においてトップリーグに属している部活動も多く、それら「体育会系強化指定部」の指導者および学生による「部活動」指導全般についても連携協力ができるのではないかと考えています。
冊子には様々な事例をご紹介しております
このように地域・社会に対してさまざまな分野の協力事業の可能性を探っている本学の教育、研究、スポーツ環境を広く、県内の教育機関の皆さまに知っていただきたいと思い、くわしい内容を以下のPDF資料に「連携事業案内冊子」としてまとめています。ぜひご一読いただき、連携事業についてご理解およびご協力を賜れば幸いです。
初等・中等教育機関、地方公共団体の関係者の皆さま、お気軽にお問い合わせください。
長崎国際大学連携事業案内冊子の内容について
お問い合わせ先
長崎国際大学地域連携室
TEL0956-39-2020(代)担当:徳吉
なお、長崎国際大学研究全体(研究シーズ集)につきましては、以下にてご確認ください。
地域連携センター・地域連携室