学術研究トピックス
2018.02.14
【産学連携】環境毒性学研究室の佐藤准教授が株式会社イナヅマ電気工事等と共同研究・開発したLEDパネルライト「イナヅマライトさわやか」が商品化されました。
本学、薬学部薬学科環境毒性学研究室の佐藤准教授が、株式会社イナヅマ電気工事様、長崎総合科学大学様、佐賀大学様と産学連携で共同研究・開発したLEDパネルライト「イナヅマライトさわやか」が商品化、販売されることになりました。
この商品は、次の4つの機能を有しています。
- 【LED照明】寿命が長く経済的
- 【消臭効果】LEDパネルを点灯するだけで生活空間の嫌なニオイ成分を分解し低減
- 【抗菌効果】ライト表面に付着したウイルス・細菌も光触媒による酸化分解力で不活性化し感染リスクが低減
- 【汚れ分解効果】タバコの煙や油煙などライト表面に付着した汚れ又、室内に漂う有機化学物質やアレルギー物質も分解
佐藤准教授は共同研究の中で「コート膜の消臭性能」に関して研究分析を担当いたしました。
「イナヅマライトさわやか」は、「びぎん・じゃぱん株式会社」様より販売されます。
光触媒のコーティングがうまくできるようになったのがポイントであり、担当した光触媒の評価が行えるようになり最適な設計に繋がったようです。 光触媒の原理は、「本田・藤島効果」として以前から知られていて、技術的に応用されています。本製品は、LED照明の外側に光触媒がコーティングされており、様々な室内で効果を発揮することが期待できます。 |
長崎国際大学 薬学部 環境毒性学研究室 |