学部学科トピックス
2024.08.27
【健康栄養学科】ゼミ活動で低脂肪パンの専門店「さんたハウス」を訪問しました。
林ゼミ(臨床栄養学)では、腎臓病や先天代謝異常症の一つであるフェニルケトン尿症(PKU)の食事療法や栄養教育に関する研究を行っており、ゼミ生も卒業研究として研究活動に日々取り組んでおります。
今回、長崎市琴海大平町にあります低脂肪パンの専門店「さんたハウス」を林ゼミ6名で訪問しました。潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症性腸疾患(IBD)では、食事療法として脂肪制限が必要となります。そのため、脂質摂取量が多くなるパンは食べたくてもなかなか食べられないことも。さんたハウスでは、疾病等により脂肪制限がある方でも食べることができるような低脂肪パンの製造、販売を行っております。お店が本学からも遠くないこともあり、ゼミ活動の一環として、お店を訪問させて頂き、様々な体験をさせて頂きました。
低脂肪にアレンジされたガトーショコラ作りを体験させて頂きました。また、お店で販売している低脂肪パンの試食や店主の方から、低脂肪パンのパン作りへの思いなどをお聞かせ頂きました。
低脂肪パンの専門店は珍しく、NHKやTBS、NBC(長崎放送)のニュース番組などで、さんたハウスの話題が取り上げられたこともあり、全国から低脂肪パンを求めて注文や来店があるそうです。
林ゼミでも現在、PKUのレシピ開発などに取り組んでおりますので、今回得た経験をそれらの活動に活かしていきたいと考えております。
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